コンサートの前後に
城山の夕べ
ブダ城の丘で過ごす一夜に、1時間の音楽をどう組み込むか。漁夫の砦、聖三位一体の柱、ケーブルカー、そして下り道。
カッスル・ヒル(プラハ城周辺)の席を予約する ↗すぐに回答
マーチャーシュ聖堂でのコンサートは約1時間。残りの時間は城山の散策に充てられます。漁夫の砦は聖堂のすぐ隣、聖三位一体の柱はその正面に立ち、ケーブルカーが丘と川辺をつないでいます。夕食はコンサートの後に予約するのがおすすめで、下り道は上る前に決めておく価値があります。
漁夫の砦
漁夫の砦はマーチャーシュ聖堂に隣接する白い塔の並ぶテラスで、1895年から1902年にかけてフリジェシュ・シュレクが、ブダ城の城壁の一部を土台にネオ・ロマネスク様式で建てました。7つの塔は、895年にカルパチア盆地に定住した7つのマジャル部族を表しています。テラスからはドナウ川、マルガレーテ島、ゲッレールトの丘、ペスト側の街並みを見渡すことができ、光が移ろうにつれて変わる街の表情を眺めるのに、丘で最高の場所です。
聖三位一体の柱
聖堂の正面に立つ聖三位一体の柱は、1713年に建てられたペスト記念碑です。この柱が広場の名、セントハーロムシャーグ・テールの由来となっています。柱と聖堂はすぐ近くに並んでいるため、一枚の絵のように一緒に眺めるのが容易で、特に日が落ちて聖堂がライトアップされ、石が淡く輝く時間帯は格別です。コンサート前に広場で過ごす数分は、費用もかからず、有意義なひとときとなります。セントハーロムシャーグ・テールという名は、そのまま「聖三位一体広場」を意味し、柱と広場が同じ名を共有しています。
城郭地区
ブダ城地区は1987年、ドナウ川岸とアンドラーシ通りを含む「ブダペストの世界遺産」の一部としてユネスコに登録されました。旧市街の城壁の内側、王宮の北に位置するこの地区には、中世、バロック、新古典主義の建物や教会、記念碑が残ります。ここは通り抜ける場所ではなく、ゆっくり歩く場所。日中の人出が引いた夕暮れ時が散策に最適です。川辺に目を向ければ、ミクローシュ・イブル設計により1875年から1882年にかけて建てられたネオ・ルネサンス様式のヴァールケルト・バザールが、かつての丘への入口のひとつを今に伝えています。南端の王宮には博物館と国立図書館が入っており、この丘がいかに文化に捧げられているかがうかがえます。
ケーブルカー
ケーブルカーは1870年に運行を開始し、セーチェーニ鎖橋のたもとにあるクラーク・アーダーム広場と城を結んでいます。第二次世界大戦で破壊され、1986年に再開しました。特別運賃が設定され、運行時間も独自のため、帰路をこれに頼る計画を立てる前に、お出かけの日の両方を必ずご確認ください。徒歩での下りを代替手段として確保しておきましょう。
夕食の組み込み方
約1時間のコンサートは短いため、夕食の代わりにはなりません。コンサート後に席を予約しておけば、慌てずに教会へ到着でき、その後の丘を下る散策も自然に楽しめます。先に食事を済ませたい場合は、開始前に教会へ着けるよう余裕を持たせてください。なお、チケットに食事や送迎は含まれません。いずれもご自身での手配となります。
丘を下る
上る前に帰りのルートを決めておきましょう。ケーブルカーが運行していれば短時間で移動でき、徒歩なら丘の下に川が広がり、タクシーという選択肢もあります。大切なのは選択そのものより計画をシンプルに保つこと。静かな教会を後にしたとき、頭は音楽でいっぱいなのですから、帰路はあらかじめ決まっているべきです。コンサートの前に決めておけば、あとは散策を楽しむだけです。
よくあるご質問
コンサートで夜のどのくらいの時間が取られますか?
コンサートは約1時間ですので、前後の時間は自由にお過ごしいただけます。
漁夫の砦は訪れられますか?
教会のすぐそばにあります。計画を立てる前に、お出かけの日の最新の入場ルールをご確認ください。
情報源